デング熱の感染者が例年になく多い!

http://www.dengue.gov.sg/ 
上のサイトは、環境庁(NEA: National Environment Agency)のデング熱サイト。
これのDengue Casesの表からも分かるように、今年2013年に入ってからデング熱感染者が急増。
週単位の感染者は300人を超えています。

英字紙大手Straits Timesの記事では・・・
Dengue fever epidemic set to worsen with 3 active strains(The Straits Times)

また環境水資源省大臣からは、蚊を発生させた者に対しての罰金を上げるとの話も
Minister says he'll consider raising fines for mosquito breeders (channelnewsasia)


デング熱(Dengue Fever)は、蚊に媒介される熱帯病のひとつです。
症状は、発熱頭痛筋肉痛、関節痛、はしかに似た特徴的な皮膚発疹

デング熱:DF
デングウイルス保有の蚊に刺されて(感染)から発症するまでの期間(潜伏期)は、普通4~7日です。症状は、急激な発熱(38~40度)で始まり、頭痛、関節痛、筋肉痛、眼窩痛、倦怠感を伴います。発熱は4~8日間継続し、痒みを伴ったハシカ様の発疹が、熱の下がる頃に胸部や四肢に広がることがあります。また、食欲不振、全身倦怠感は1~2週間続き、血小板が減少した例では、鼻出血、歯肉からの出血、生理出血の過多を見ることもあります。
通常、これらのデング熱の症状は1~2週で軽快し、後遺症を伴うことは殆どありません。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/kakuron03.html (外務省:世界の医療事情) 

さらに、稀ですが、適切な治療がないと死に至るデング出血熱に発展することも。
デング出血熱:DHF
発熱の2~7日後に不安・興奮状態となり、胸水や腹水の貯留が高い頻度で見られ、肝臓の腫大も伴います。血小板数の著しい減少と血液凝固時間の延長により、全身の出血傾向(皮下出血、鼻血、吐血、下血、血尿)が見られ、重症例では血圧が低下しショック症状に陥る

 http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/kakuron03.html (外務省:世界の医療事情)

家のポストに環境庁からのこんなパンフレットが入っていました。
nea1

nea2

公用語4カ国語で、デング熱についての説明と予防が書かれています。

年に数回、環境庁のスタッフが、家にアポなしでチェックにくることもあります。
"Mosquito Check"と言います。
うちにも何度か来ました。
食器かごに水をためていないか、植物のプランターに水をためていないか、シンクの下の水道管が漏れていないか、トイレや洗面所のチェックなど。
懐中電灯で照らしてチェックします。
最後に、蚊を発生させないための注意をアドバイス。

ボウフラを発生させるような水たまりを作ることは法律で禁止されています。
家の中や建設現場で出血性デング熱の感染者が出た場合、罰金が科せられます。
家で出た場合は、家主へ$200の罰金。
建設現場の場合は、初回$1,000、2回目$2,000、それ以降は$10,000以上の罰金もしくは6ヶ月の服役刑。

しかし、うちの中でも蚊は見ますが、窓から入ってきてるわけで、うちの裏の建設現場からやってきてんじゃないかと思ってますけどね。
どこで発生したとか分かるんでしょうか。
まあ溜まり水つくっていなければ大丈夫なんでしょう。


いまのところ、デング熱感染者の多いのは東部のタンピネスなど、郊外のベッドタウンが主です。
街中で蚊を見る事はあまりないですが、しかし実際どこに蚊がいてもおかしくない。
私はなったことないですが、周りの話を聞くと、シンガポールに長く(10年以上とか)住んでいるような方の中には、デング熱にかかったことがある、という話をちらほら聞きます。
蚊除けスプレーやパッチなどは、スーパーやドラッグストアで簡単に手に入ります。
予防しましょう。

参考:
http://ja.wikipedia.org/wiki/デング熱 (Wikipedia)
http://www.nangoku.com.my/20130330-1244/  (南国新聞) 
https://twitter.com/HealthwayMed/status/214616468892033024 (
Healthway Japanese Medical CentreのTwitter)

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