パンダンリーフとして東南アジアで知られる、学名・Pandanus amaryllifolius。
タコノキ属（Pandanus）の植物で、細長い葉を持ちます。
野生のものは珍しく、広く栽培されています。
中国語では「班蘭」と書きます。発音は「バンラン」。
またタイでは「バイトーイ」、ベトナムでは「ラーズア」、スリランカでは「ランペ」などと呼ばれています。
パンダンの葉は、ご飯やお菓子の色づけや香りづけによく用いられます。
南国チックな甘い香りがし、ココナツとの相性がよいので、よくココナツと一緒に使われています。
パンダンの葉が使われている食べ物をみていきましょう。
マレーシアのお菓子、クエ（Kueh）の鮮やかな色づけ。
パンダンで染めた緑のシフォンケーキ。
緑色のゼリー、チェンドル（Cendol）。
マレーシアの朝ご飯、ナシレマ（Nasi Lemak）。緑に染まったご飯。
カヤトーストに塗られる、カヤジャムの緑もパンダン。
ニョニャちまきを笹の代わりに包むパンダン。
パンダンリーフを料理（パンダン・シフォン）に使っている様子
Pandan Chiffon
日本だとヨモギや抹茶の役割ですね。
鮮やかなグリーンに目をひかれます。
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